介護の方法

体位の変換をする

介護には、服を着せたり脱がしたり、ご飯を食べさせてあげたり、体を洗ったりします。ツメを切るのも介護の一つですね。それ以外にも、いろいろな介護方法がございますが、こちらでは、体位の変換についての介護方法をご紹介したいと思います。

病気や障害のために体を動かすことが困難な方へ、体位変換の介護方法が必要となります。
人間はずっと同じ体勢でいることは体に良くありません。定期的に体を動かさなければ血液の流れも悪くなりますし、皮膚が腫れてしまったりしてしまいます。

体位変換を行う時は、必要以上に手伝うことはなるべく避けて、できるだけ相手の方自身の運動を利用して行うのが望ましいとされています。対象者の動こうという力を引き出して上手に利用することでお互いにとってムリのない体位変換ができることでしょう。

体位変換の時には、相手を持ち上げてどうこうするというよりも、相手を転がすように、押したり引いたりすることで体位変換をするのがスムーズでかつ、体力を消耗を抑えて行うことができます。初めのうちは、要領が良く分かっていないために、相手を持ち上げて移動させてしまうこともあるかもしれませんが、上手にできるように練習を重ねていきましょう。

まず全介助の場合の体位変換から説明します。と、その前に全介助の言葉の意味をご存じですか?全介助とは、介護する人がいなければ、生活のための行動ができない人の状態を言います。全介助の反対として、自立や部分介助という言葉があります。

体を横に向ける

仰向けの相手を横に向ける場合の体位変換についてご紹介しましょう。体位変換の中でも基本的な移動方法となるので、しっかり身に付けておきましょう。

まず、相手が台の上に仰向けになった状態からの体位変換です。最初に、相手を横に向ける方向に立ち、相手の顔を手前側へ傾けます。ぐきっと強く行わずに優しく丁寧に声を掛けて上げながら行って下さい。これは体位変換だけでなく、介護の基本とも言えるでしょう。頭を傾けたら、相手の両腕を胸の位置で交差させ組んだ状態にします。そして、両膝を90度くらいに曲げて、相手の奥側の肩と膝に手を当て、膝を手前に倒し込み、その運動に連なるように肩を手前に倒し込みます。腰を中心として膝から肩が連動して転がるようにして行います。

これで横に向ける体位変換は終了です。最初は難しいかもしれませんが、慣れるように練習してくださいね。

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2014/11/12 更新